その日暮らし

精神的その日暮らし

ノルウェイの森

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)

ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

最近映画化されました。
10代の頃、他の村上春樹作品も含めて、何回も読んだ本。
けどここ10年くらい読んでなくて、内容もだいぶ忘れたので、久しぶりに読んでみた。



・・・私、よくコレ、中学生で読んだよなあ・・・。
性描写、結構すごいのに・・・(いやらしさは感じさせないとはいえ)
単語や状況が分からず、でも親に聞いてはいけないということだけは分かり、
友達にも恥ずかしくて聞けず、どうやって調べたらいいのか分からず(ネット無かったし)、
何年間も気になって仕方なかったことも、大人になった今では良い思い出です。
これ、舞台が1970年頃なんだけど、この頃、これほど性的に奔放でも許されたの?
私らが“最近の若者は・・・”って言われてた頃より、もっと進んじゃってると思うんだけど・・・。



久しぶりに読んで、初めて、この小説のメインテーマが読み取れた。
なぜ昔は読み取れなかったんだろう?こんなにはっきり書いてあるのに。
・・・私もだいぶ大人になったということなんでしょうか。
自殺が多い小説だと覚えてはいたけど、本当に多いな!
描き方も美化されているように感じられるので、このへんは好き嫌いが分かれるところだろう。
それにしても装丁がきれいだ(私が読んだのはハードカバー版)。
「ベストセラーだから」という理由で、発売当時にハードカバー上下巻を買った母は、
「あの赤と緑の装丁が、売上にかなり貢献したと思う!」と力説していた(ってことは母も装丁買いか?)
ビートルズ聴いてみたい。






↓↓↓「広島Blog」参加してます。一日一クリックお願いします!!( ^ー゜)
広島ブログ