※先に謝っておきます。中日ファンの方、すみません。
最近のカープ戦は、記憶から消すようにしているので、
5月に見に行った時の話でも。
試合開始前、私が席に行くと、
すでに親戚の皆さんが座っていました。
4歳の甥っ子にハイタッチしようとしたら、
彼が真剣な眼差しで、
「ドラゴンズはアルモンテだよ!」
と訴えてきます。
「アルモンテ?」
ドラゴンズは、今日の試合相手だ。
でもアルモンテって何だろう。
私「アルモンテってなあに?」
甥「ドラゴンズはアルモンテだよ!」
私「ごめんね、おばちゃんアルモンテって知らんのんよ。何なん?」
甥「ドラゴンズはアルモンテだよ!」
私「アルモンテってなあに?食べ物?」
甥「ドラゴンズはアルモンテだよ!」
私「なあに?どういうモノ?おばちゃん分からない」
同じ言葉しか繰り返さない甥っ子に困惑しつつ、
ふと、彼の視線の先をたどると、
そこにはその日のスタメンが書かれた巨大電光掲示板が。
そして、ドラゴンズの選手の中に、
アルモンテ、という名前が。
そしてそして、私と甥っ子のすぐ前の席、
数十センチしか離れていないところには、
ドラゴンズファンの方々が・・・・・・・
ぎゃあああああ!!!
間違いなく聞こえてるぅぅぅぅぅ!!!
私「あっ・・・アルモンテって、人の名前だったんだねえ・・・おっ・・・おばちゃん知らなかったよ・・・@@くん教えてくれないんだもの・・・そっ・・・そうかあ、アルモンテかあ。うんうん。そんな選手がいるんだねえ・・・」
ドラゴンズファンの方々に聞こえるように、
冷や汗かきながら、懸命に自分たちのフォローをしたのでした・・・。
甥っ子は平仮名とカタカナが読めるようになったのが嬉しくて、
目についたものを片っ端から読むのです。
選手名はほとんどが漢字だけど、外国人選手のカタカナは読める。
だからアルモンテ選手を連呼してたのです。
しかしドラゴンズのスタメンにはもう一人外国人がいて、
そちらは頑として読もうとしなかった。
「もう一人カタカナの人がいるよ〜」
と誘っても読もうとしなかった。
たぶんビシエド選手だったと思うけど、濁点が多くて難しかったのかもね。
なぜアルモンテ選手を食べ物だと私は思ったのだろう?
アルデンテ(パスタのゆで加減)や、デルモンテ(トマト缶のメーカー)などを
連想したのかしらん・・・。
その日の私たちの席のまわりには、
ドラゴンズファンがたくさんいたのですが、
マイペースな義母はそんなことお構いなし。
まわりによく響く、とっっても大きな声で、
「中日の選手って、一人も分かんない!」
などと言うのです・・・。
こっちは甥っ子相手以上の冷や汗ですよ!!
私、慌てて「お義母さん!そういうことはここで言わないでください!!」
相方、慌てて「同業他社の批判を、ここでするな!!」
同業他社・・・?
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