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【読書】史記6.列伝二

 

史記6 列伝二 (ちくま学芸文庫)

史記6 列伝二 (ちくま学芸文庫)

 

 列伝は個人別にスポットを当てたものです。

やっぱり読むのに時間かかるな~。
とにかくたくさん人が出て来て、訳が分からなくなるのだけど、
読んでるうちに、前に主役で取り上げられた人が脇役で登場したりして、
あーこの人の名前、見覚えあるぞ、と少し親近感がわくものの、
見覚えあるけどどんな人だったかさっぱり思いだせん・・・。
そんな繰り返し。
 

列伝二は、始皇帝の臣下や劉邦の臣下が多く出てくるので、
列伝一より多少とも時代が分かりやすく、理解もしやすかった気がする。
劉邦重臣たちって、天下統一に大きく貢献したのに、
漢が成立した後、次々殺されちゃうんだよねえ。
よく読むと、どういう人が殺されてどういう人が生き延びたのか、
見えてくる部分もあり、
人間の運命はささいなことで左右されるものよと。
 
 
ところで史記は正史ですから、
後の世の知識人にとって必読のものだったと思うのですが、
きっと諸葛孔明も読んだんだろうなあ。
博学の諸葛孔明が歴史を学ばないなんて想像できないもんなあ。
張飛あたりは読んでなさそうだけど・・・。
諸葛孔明とおんなじものを読んでいるかもと考えると、不思議な気持ちがします。
 
 
 
 
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