その日暮らし

精神的その日暮らし

草戸千軒ミュージアム・その4

実物大模型のある部屋の、壁際の展示で、
最も印象に残ったのはこれだな。
タイトル「犬を食べていた中世の人たち」

f:id:kamonegi1002:20210306155517j:plain



草戸千軒の遺跡から犬の骨がたくさん出土し、
最初は犬が好きでペットとして飼っていたのかなと思いきや、
体がばらばらになっていたり、骨に傷があったり・・・
どうやら犬を食べていたのではないか、という話。

 

まあ確かに、犬はそこらにたくさんいただろうし、どんどん増えるし、
噛んで怪我させられたり、狂犬病を移されたりする危険もあるし・・・。
分からんでもない。
しかし、ではなぜ、時代が下ると犬を食べるのをやめたのか?という疑問。
羊頭狗肉」という言葉からは、
犬は少なくとも羊よりは美味しくないということが読み取れる。
美味しくなかったから?
ペットもしくは番犬として立場が上がったから?

 

草戸千軒遺跡の実物大模型以外にも、
こちらには多くの展示があります。
通史展示室である「瀬戸内の歴史をたどる」には、
県内各地の出土品や資料が、時代順に展示されています。
企画展示もあります。

 

弥生時代は、紀元前3世紀から紀元後3世紀、と習ったのだけど、
現在の研究では、もっと古くから弥生時代は始まっていたとされてるんですね!
確か紀元前1000年くらいからだったかな?
研究が進んで歴史も変わっていくから、ぼーっとしてるとチコちゃんに叱られる

 

この博物館。地味と言えば地味だけど。
この内容で290円は確かに安いわ。
企画展込みで290円。
「ちゅーぴーカード」(中国新聞)の割引使ったら、さらに安くなった。
申し訳ない気持ちになったわ。(だったら使うなよー)

 

たまにはこういう、大人の学びも良いですね。

 

 

 

 

↓↓広島ブログ、参加してます。一日一クリックお願いしま~す(^^)/
http://www.hiroshima-blog.com/wj.php?cd=01ix