その日暮らし

精神的その日暮らし

若いツバメ・1

去年、我が家の敷地内に作られたツバメの巣は、
場所が悪くて(足がかりになるものがあり、位置も低かった)、
私と義母の目の前で、蛇に襲撃されてヒナが全滅しました。
我々が気づいた時はもう蛇が巣に頭を突っこんでいて遅かったし、
あんな大きさの蛇、我々も怖くてどうしようもなかった。

 

今年のツバメは、だいぶ高く足がかりもない軒下に巣を作りました。
こちら、今年の巣の写真。

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5羽ヒナがいたのですが、
ある朝、新聞を取りに外に出ると、何かねずみ色のものが地面で動いている。
大きな蛾かと思ってよく見ると、フワフワのヒナじゃないですか。
まだ生きていて震えています。
巣から落ちた(落とされた)のでしょう。
かわいそうだけど、私はあんな高さまでハシゴを上れない。
巣に返してあげても、人間の匂いがついたら親が巣を放棄するかもしれない、
そうしたら残りのヒナも全滅するかも・・・。
だから相方にも言わないでおくことにしました。

 

しかしそのすぐ後、相方自身がヒナに気がつき、
すぐにハシゴを出して巣に返してあげたそう。
出勤前の忙しい時間に。
優しいねえ・・・私と違って。

 

しかし翌日だったか、翌々日だったか、
再び巣の真下にヒナが1羽落ちていました。
今度は手足を広げ、死んでいました。
これがこないだのヒナかどうかは分からない。
巣の中はきょうだい同士、生存競争が激しいそうで、
弱いヒナは強いヒナに押しやられ、エサをなかなかもらえず、育たない。
そうして弱ったヒナが、巣から落ちたか落とされたか・・・
元々弱っていたから、先日落とされたのかも。
だから巣に戻しても、結局死んでしまって落とされたのか、
もしくは落とされて力尽きたか・・・。

 

死んだヒナは、相方が庭の隅に埋めました。

 

幸い、親鳥が巣を放棄することはなく、
ヒナは元気に育ちました。
ただ、あと4羽いるはずなのに、いつ見ても3羽しか見えない。
そのうち2羽は、明らかに体が大きく、色もヒナのねずみ色から変わってきている。
元気が良くて、2羽で押し合いへし合いしている。
ある時など、押されて一羽が巣から飛び出そうになった。
慌てて羽ばたいて、巣に体を押しこんでいた。

 

残り1羽は色がまだねずみ色で、体も明らかに小さく、元気もない。
巣の隅で口をパクパクさせているけど、これちゃんと育つんだろうか。
そして、姿の見えないもう1羽は?

 

続きます。

 

 

 

 

 

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