祖父の本棚からもらいました。
1997年購入の古いもの。（この年は大河ドラマが元就だったから出版されたのかな？）
元就は広島が誇る名将。
物心ついた時には、うちに元就の生涯を描いた子ども向け歴史漫画があって、
何度も読んだ。
とはいえざっくりしか覚えていない。
3本の矢・・・鬼吉川・・・厳島での合戦・・・大内と尼子・・・
大河ドラマ見たけどもう忘れちゃったな・・・
この本は元就の生涯や、まわりの人物を丁寧に書いてあって分かりやすかった。
難を言えば、奥さんのことをもっと書いてほしかったな。
その他の重要な女性についても言及がほとんどない。
大内や尼子について詳しく書いてあるのは良かったです。
山中鹿之助、イメージとずいぶん違った。
元就は、智将であるところが好きです。
智将ということは、腹黒い面もあるということだけど。
そうでなければ、あんな山深い小さな吉田の郷から、
中国一帯を支配する大名にはなれなかった。
正妻が亡くなるまで、側室を持たなかったところも好きです。
天下を望むなと子や孫に言い聞かせていたところも好きです。
結局、孫の代で、中央のあれこれに巻きこまれて、山口県に押しこめられてしまったけど。
大河ドラマまた見たいな・・・
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