ジャンプ漫画『逃げ上手の若君』の主人公、
北条時行について書かれた専門書。（漫画とは関係なし）
鎌倉幕府の始まりからたどって、
北条時行が起こした中先代の乱、その後までについて書いてあります。
もうね、あとがき読んだら著者にものすごい親近感でね。
同年代の方なのだけど、中学2年生の時、
北条氏を描いた漫画にハマり、特に北条時行にハマり、
ところが時行について書かれた本がなく、ないなら自分で調べよう、
と大学は史学部へ。
卒論は時行で書きたいと教官に言うと「史料がないからやめなさい」と止められるも、
時行について書きたいのだ！と決行、できた卒論を教官に褒められる。
その後研究者の道へ・・・という素晴らしい経歴の方なのです。
高校１年生の時に三国志にハマった自分には、ものすごい親近感です。
本の内容は、思っていたより専門書寄りで難しめでした。
そこが良いと言えば良い。
ちょっと史実ネタバレで漫画の先を知ってしまい、ショックを受けた部分もあり。
漫画の続きも、次の大河『鎌倉殿の１３人』もますます楽しみになりました。
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