その日暮らし

精神的その日暮らし

稲刈り終わった!

 

稲刈り終わりました!
乾燥機にかけて、とうす引きも終わりました!
すでに義母の友人が新米を引き取って行ってます。

 

今年は、初日に刈り始めてすぐ、雨が一時ザーッと降り、
そのため稲と地面が乾くまで数時間待たねばならないというハプニングはありましたが、
その後は雨は降らず、コンバインも故障せず(たいてい故障する)、
スムーズに3日間で刈り終わりました。
珍しい。
たいてい、途中で雨が降って、ひどい時は数日中断するんだけど。

 

ところでローカルCMだと思うけど、池田糖化という会社のCMが気になって仕方ない。
「♪みんなの口に、知らないうちに♪」
というフレーズでかわいく歌うもので、
いろんな商品に知らないうちに、池田糖化の製品が使われているんですよ~という
アピールなのは分かるんですが、
「♪みんなの口に、知らないうちに♪」
がホラーに聞こえてしまうわたくし。

 

みんなの口に・・・知らないうちに・・・

 

怖い!!

 

何が言いたいかというと、うちのコメも市場に流通しているので、
「♪みんなの口に、知らないうちに♪」
だよなーと思うわけです。それだけ。

 

 

 

 

 

 

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【読書】怖くて眠れなくなる植物学

 

雑学本だけど「怖い」をテーマに据えているところが面白かったです。
また冒頭で触れる「怖さ」が、
植物の得体の知れない怖さ、畏怖であること。
単に怖い雑学を並べただけでなく、
例えば球根が分かれて増えていくヒガンバナは、
日本に来た縄文時代からずっと生き続けていることになる、
そうなると「自分」とは何なのか、「命」とは何なのか、
そんな哲学的な「怖さ」についても触れているのが良いですね。

 

とはいえ雑学も面白い。
抜くほど増える雑草の話とか(田舎では切実な問題です)。
植物が逆立ちした人間である話とか。
植物が身を守るために持つようになった毒が、
人間にとっては薬や嗜好品になる話とか(森林浴やカフェイン)。
人間が植物をモンスター化させる話とか。
みんな大好き食虫植物とか(え?私だけ?)。

 

気軽に読める一冊でした。

 

 

 

 

 

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映画『南極料理人』

 

話題になっているので、久しぶりに見ました。
以前見たことあるし、原作本も読んだけど、
はるか以前のことなので、内容をほとんど忘れた状態で楽しむことができました。

 

とても面白かった!
細かい笑いがたくさん仕込んであって、とにかく笑える。
一方で南極の厳しすぎる環境も描かれていて、
そのバランスが絶妙。

 

昭和基地から千キロ離れていて標高も富士山より高いため、
ペンギンやアザラシはおろかウイルスさえも生息しない、過酷なドームふじ基地。
8名のおじさん隊員は(うち若者1名)、そこで約一年間、
外部から閉ざされた状態で毎日顔を突き合わせて生活しなければならない。
主人公は料理担当。
毎日3食、よく食べるおじさんたちに食事を作り続ける。
過酷な生活での食事は、楽しみでもあり、生き甲斐でもある。
主人公は工夫を凝らして食事を作りながら、日本に残した家族のことも思う。

 

おじさんたち、食べ方が汚い(笑)
そして食べ方には性格が出る。

 

男子校のわやくちゃですよね、このノリは。
閉ざされた環境で、気の合わない人とも顔を突き合わせて生活する約一年間。
向いている人と向いてない人がいる。
越冬が始まってすぐの段階で帰りたいとぼやく隊員もいれば、
あと2~3年いたいと言う隊員もいる。
閉ざされた世界、いや実際は閉ざされていない、
周囲にはどこまでも、ウイルスさえいない雪原が茫漠と広がっているから、
でもそこは、閉ざされた世界。
やがて太陽が一日中上らない、真っ暗な極夜が来ると、
みんな少しずつおかしくなっていく。
メンタルの壊れ方も人それぞれ。
早くに壊れる人、全然大丈夫な人、異常行動などなど。

 

だんだんみんなの髪やヒゲが伸びていって、
身なりを構わなくなり、互いに気を遣わなくなる描写が面白い。
医務室は笑ったね。
あっ、それよりカープ帽は何ですか、あれは。
「広島勝ったの?」なんて台詞もある。
確か原作にカープファンの隊員がいたんだっけ?

 

この映画がきっかけで南極に興味を持って、
広島に来た「しらせ」を見に行ったりしたのよな。
原作も再読するか?
(読書メモを繰ってみたら2010年に読んでいた。読むなら買わんといけんな・・・)

 

 

 

 

 

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田植え106日目

もうすぐ稲刈りです。
無事に刈れますように。

 

今年はコメの価格がかなり下がっているそうで・・・。
放出(したために今コメが余り価格低下を招いている)したビチクマイを、買い戻したらいいと思うんですけど。
災害時に備えてビチクしてるはずだから、
それが少ないままでは怖くないですか。
コメの価格低下も抑えられて一石二鳥と思うんですが。
消費者からすれば、コメが安いに越したことはないでしょうが、
コメ農家はまずもうからないというか、赤字なんで。
赤字がひどくなったら廃業が増える。
廃業が増えて自給率が下がったら、何か起こった時にコメそのものが手に入らなくなる。
我々は今年、石油でそれを学んだはず・・・。
コメ自体がなくなって、飢饉になるよりは、
適正価格で持続可能なコメ作りを目指した方がいいと思うんですが。

 

まあ、もう、いいけど。
世情に敏感な人が心配し続けたところで、
大多数の人が安全バイアスで見ないフリを続ける限り、悪い方にしか転がらないのだ。
あきらめモード。

 

今年の稲刈りはあきらめずに頑張る!!
(天気次第だ!頼むよ天気!ほんまに!!)
(天気だけじゃないな、コンバインの故障もやめて・・・頼むよ!)

 

 

 

 

 

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【読書】ローマ人の物語 ユリウス・カエサル ルビコン以後

 

 

 

古代ローマの最も有名なエピソードや言葉がてんこもりの巻。
「賽は投げられた」から始まって「来た、見た、勝った」。
最高権力者となったカエサル。クレオパトラとの出会い。
そして暗殺。「ブルータス、お前もか」
アントニウスとクレオパトラの恋と破滅。などなど。

 

この巻が、作者も語るように「より生き生きと叙述されている」のは、
登場人物たちのキャラが立っているからだと思う。
作者自身は「生き生き」の理由はキケロとカエサルにあるとしているが、
まずそのキケロ。
著名な政治家であり文筆家・哲学者だった彼だが、
まあとにかく友人に手紙を書きまくった。
悪口や泣き言などもグチグチ大量に大量に大量に書きまくり、
それを友人が書簡集としてまとめたために、一級の資料となっているが、
とにかくなんでもかんでも正直に書きまくっているので笑ってしまう。

 

そのキケロの書簡集を出版したアッティクスも興味深い。
政治に関わらず経済に専念することで、この時代を生き抜いた。
彼自身はこの本にほとんど出てこないが、キケロの手紙関連で名前はしばしば出てくる(笑)

 

アントニウスはねえ・・・自滅でしかないよね。
なんで誰もが、えっ?と思う行動ばかりを取り続けたのだろう。
いかにクレオパトラに目がくらんだのだとしても。
毒舌キケロが「肉体だけでなく頭脳も剣闘士なみ」と言っているのがうなずける。
(今風に言うと“脳筋”てことですよね。毒舌だなあ。そりゃアントニウスも怒るよ)

 

そしてカエサル。
思想があまりにも先へ行き過ぎて、まわりがついていけなかったのだろうか。
その筆頭が「寛容」の精神。
敵だった人たちも許し、去就も自由にさせた。
若い頃に凄惨な粛清を目にしていたためもあるだろうが、次のような考え方が理由らしい。
「わたしが自由にした人々が再びわたしに剣を向けることになるとしても、そのようなことには心をわずらわせたくない。何ものにもましてわたしが自分自身に課しているのは、自らの考えに忠実に生きることである。だから、他の人々も、そうあって当然と思っている」(本文より)


うーん。二千年後の我々にとっても耳が痛い・・・。

 

しかしカエサルは、この寛容ゆえに剣を向けられ、暗殺された。
暗殺後、寛容はやはりダメだとなり、また粛清が行われた。
再び内戦、そしてローマは元老院主体の共和政から帝政へ変わっていき、
大国の繁栄へ繋がっていく。

 

 

 

 

 

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