2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧
駆け込み、セーフ?作者: 酒井順子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/02/09メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (24件) を見る2005年〜2006年に書かれたエッセイ。 相変わらず柔らかい語り口で、しかし鋭く世相に斬りこんでいて、面白い。…
桃山さんの話・その5 冬の間、桃山さん宛て電話はほとんどなくなり、 もう桃山さんからは解放されたと思っていた。 ところが、今年の春になると、再び増え始めたのである。 去年の春ほどではないにせよ、結構な数だった。毎日かかってきた。 まるでそれまで…
風邪をひいたため、アパートにこもりっきりで、 退屈で寂しいので、パソコンに向かう私。 そんなわけで、続きを書きます。 桃山さんの話・その4。 努力の甲斐あってか、桃山さん宛ての電話は少なくなっていった。 結婚して一年経った頃の冬には、営業電話は…
桃山さんの話・その3。 次に私が考えたのは、どうやって桃山さん宛ての電話を減らすかということだった。 地道だが、かかってくる度に言うしかない。 私は何となく、不安を覚えていた。 電話の相手は7割が、営業のようだったからだ。 何年も会社で電話を取…
桃山さんの話・その2。 桃山さん宛ての電話がしばしばかかり、 その度に電話を取っては、違いますと言う日々。 くつろぐ部屋と電話のある場所が遠いので、 夕食後のんびりしてる時に、わざわざ電話を取りに行って、 桃山さんですかと言われた日には、腹が立…
ベイスボイル・ブック作者: 井村恭一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1997/12メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (16件) を見る日本ファンタジーノベル大賞受賞作。 またあらすじが書きづらいんですが・・・ とある南の島で、“わ…
いつか書こうと思っていた、桃山さんの話。その1。 桃山さんというのは仮名です。 ありふれた名前じゃないけど、特別珍しいわけでもない、 そんなところが似ているので、桃山さんという仮名を使う。 桃山さんとの出会いは、結婚してすぐの頃だった。 アパー…
ヘラクレスの冒険 (ハヤカワ文庫) [ アガサ・クリスティ ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 文庫・新書 > 文庫 > その他ショップ: 楽天ブックス価格: 1,101円エルキュール・ポアロのエルキュールは、フランス語読みでヘラクレスの意。 引退を控えたポアロは…
理系の人々作者: よしたに出版社/メーカー: 中経出版発売日: 2008/09/27メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 9人 クリック: 164回この商品を含むブログ (176件) を見る漫画だけど・・・。 本屋で見かけて、立ち読みしました。 面白いね!確かに理系の人っ…
ゴルフ場殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)作者: アガサクリスティー,Agatha Christie,田村隆一出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2004/01/01メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 25回この商品を含むブログ (23件) を見るスタイルズ荘に続いて2作目に…
[rakuten:book:10984396:detail] こんな本を見つけたので、タイトルに引きずられて読んでみた。 酒井順子さんは有名ですよね。 この本で。負け犬の遠吠え (講談社文庫) [ 酒井順子 ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 文庫・新書 > 文庫 > その他ショップ: …
予告殺人 (ハヤカワ文庫) [ アガサ・クリスティ ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 文庫・新書 > 文庫 > その他ショップ: 楽天ブックス価格: 993円「殺人お知らせ申し上げます」 田舎のとある村で、ほぼ全ての家に配られているローカル新聞。 その私用広告…