その日暮らし

精神的その日暮らし

2022-01-01から1年間の記事一覧

【読書】雑草の文化誌

雑草の文化誌 (花と木の図書館) 作者:ニーナ・エドワーズ 原書房 Amazon 人間と雑草はどのように関わってきたか。 多くの絵・写真等を示しつつ、時に利用・理解し、ほとんどの場合争ってきた雑草との関係をまとめたもの。 書き方がよくなくて(いつのまにか…

【読書】火曜クラブ

火曜クラブ (クリスティー文庫) 作者:アガサ・クリスティー,中村 妙子 早川書房 Amazon 再読ですが、かなり前に読んだので、内容はきれいに忘れていて楽しめました。 ミス・マープルものの短編集。最初は世間知らずのおばあさん扱いされていたミス・マープル…

【読書】駆ける2 少年騎馬遊撃隊

駆ける(2) 少年騎馬遊撃隊 作者:稲田 幸久 角川春樹事務所 Amazon 夏に読んだ本の続編~。著者は前作でデビューし、これはその続編。広島市出身&在住で、安芸高田市の職員として働いていたそうです。安芸高田市の市役所は、毛利元就の郡山城(こおりやまじ…

【読書】スタイルズ荘の怪事件

スタイルズ荘の怪事件 ポアロシリーズ (クリスティー文庫) 作者:アガサ・クリスティー,矢沢 聖子 早川書房 Amazon 先日たまたまテレビで、スタイルズ荘のドラマを見て、急に再読したくなりました。アガサ・クリスティーのデビュー作。印象的だったので犯人は…

【読書】夜の声

夜の声 作者:スティーヴン・ミルハウザー 白水社 Amazon スティーヴン・ミルハウザーの邦訳新作。やっぱりミルハウザーはすばらしいですね。「私たちの町の幽霊」みたいな小説が書けたらなあ。「ラプンツェル」のように、ファンタジー的な世界を描かせると、…

【読書】幕末

幕末 (文春文庫) 作者:司馬遼太郎 文藝春秋 Amazon 幕末の暗殺を扱った話ばかりの短編集。有名な人がたくさん出てきます。当時は無名だけど、明治政府で権力者になった人がよく出てくる。こうしてまとめて読むと、自分の思想と合わないからって(もしくは合…

【読書】空白の五マイル

空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む (集英社文庫) 作者:角幡唯介 集英社 Amazon チベットで空白のまま残されていた、ツアンポー峡谷の五マイルの解明に挑戦したノンフィクション。 正直な印象として、なんでわざわざそんな危険なこと…

【読書】青春の蹉跌

青春の蹉跌(新潮文庫) 作者:石川達三 新潮社 Amazon 1968年に発表され、1974年には映画化もされた小説。学生の江藤は、司法試験突破を目指している。優秀だが、それゆえまわりの人間を見下し、過少評価し、ひどくエゴイズムに走る欠点がある。江藤はある女…

【読書】ペンギンの憂鬱

ペンギンの憂鬱 (新潮クレスト・ブックス) 作者:アンドレイ・クルコフ 新潮社 Amazon 春頃、大きな本屋をぶらついていたら、見覚えあるタイトルの本が平積みされていました。10年前に図書館で見かけて、タイトルが気になり読んだ本。特に有名な小説でもない…

【読書】喜べ、幸いなる魂よ

喜べ、幸いなる魂よ (角川書店単行本) 作者:佐藤 亜紀 KADOKAWA Amazon 佐藤亜紀さんの新作。 18世紀ベルギー。少年ヤンは、ある商家に引き取られた。そこの娘ヤネケはヤンを誘い、ヤンの子を産むが、まわりが止めるのを振り切ってベギン会に入ってしまう。…

【読書】駆ける 少年騎馬遊撃隊

駆ける 少年騎馬遊撃隊 作者:稲田 幸久 角川春樹事務所 Amazon 愛馬と共に馬術に類まれなる能力を発揮する少年・小六。一人ぼっちになった彼は吉川軍(毛利方)に拾われ、毛利・対・尼子の大戦に参戦することとなる。一方、尼子軍の山中鹿之助にも元就を殺す…

【読書】ダンス・ダンス・ダンス

ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫) 作者:村上 春樹 講談社 Amazon ダンス・ダンス・ダンス(下) (講談社文庫) 作者:村上 春樹 講談社 Amazon 『羊をめぐる冒険』の続編にあたる長編小説。大昔に読んだものの再読です。 『羊をめぐる冒険』から、なんと…

【読書】ゴリオ爺さん

ゴリオ爺さん(新潮文庫) 作者:バルザック 新潮社 Amazon 二人の娘に贅沢な暮らしをさせるため、すべての財産を投げうち、自らは貧窮を極めていくゴリオ爺さん。なんとか社交界に出て出世しようと野心を抱くラスティニャック青年は、ゴリオ爺さんと娘たちに…

【読書】古代中国の24時間

古代中国の24時間 秦漢時代の衣食住から性愛まで (中公新書) 作者:柿沼陽平 中央公論新社 Amazon 現代人が古代中国にタイムスリップしたという設定で、古代中国の一日の生活を丁寧に解説した本。こういう研究は過去にあまり無いそうで、著者は、すでに研究者…

【読書】遠い太鼓

遠い太鼓 (講談社文庫) 作者:村上春樹 講談社 Amazon 村上春樹が1986年~89年、ヨーロッパに滞在していた時に、少しずつ書いたエッセイをまとめたものです。ギリシャ・イタリアがメインというか、ほとんど。 以前読んでめちゃくちゃ面白かったので再読したの…

病室で念仏を唱えないでください(後編)

痛みはひどいし、血は足りてないし、体はだるいけど、それ以外の具合の悪さはなく、頭もはっきりしていたので、とにかくヒマでヒマでヒマで・・・本はさすがに読めなかった。読もうとしたが無理だった。(本当は読書はしない方が良かったのかもしれない)ラ…

病室で念仏を唱えないでください(前編)

先日ネットでたまたま、あるドラマのタイトルを目にしました。『病室で念仏を唱えないでください』というもの。漫画が原作らしい。ドラマは2年前の今頃やっていたようです。当時はふーんという感じで、興味なかったのですが、このたびタイトルを目にした時、…

【読書】盆栽/木々の私生活

盆栽/木々の私生活 (EXLIBRIS) 作者:アレハンドロ サンブラ 白水社 Amazon チリの作家による作品2点収録。「木々の私生活」の方にも盆栽が出てきます。なぜ地球の反対側の作家さんが盆栽に興味を持ったのだろう。 この方は詩を書くことから出発しているそう…