チベットで空白のまま残されていた、
ツアンポー峡谷の五マイルの解明に挑戦したノンフィクション。
正直な印象として、なんでわざわざそんな危険なことをするのか・・・
しかも自分でわざわざハードル上げて、そのために死にかけて・・・
と、ちょっと引いて見てしまう部分はあるものの、
２度目の旅は「この人本当に生きて帰れるのか」とハラハラしたし、
前半のツアンポー峡谷探検史も興味深かったし、
なによりチベットの奥深い地に想像が膨らみまくって、
楽しく読みました。
なるほど、現代においては、冒険の余地はあまりないのかもしれない。
わざわざ危険な冒険をする気持ちは、私には分からない。
しかしそういう冒険者がいるから、我々はこのように、
自宅にいながらチベットの奥地に飛ぶことができるのである。
ダニの話ひとつ取っても、絶対に行ってみたいとは思わないけど。
一番読み応えあったのは、やっぱ最初の方の探検の歴史かなー。
↓↓広島ブログ、参加してます。一日一クリックお願いしま～す(^^)/
http://www.hiroshima-blog.com/wj.php?cd=01ix
