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精神的その日暮らし

【読書】ローマ人の物語 ハンニバル戦記

 

 

 

第一次・第二次ポエニ戦役、それはローマと大国カルタゴの戦いだった。
カルタゴの名将ハンニバルの登場により、ローマは窮地に立たされる。
しかしローマには底力があった。そしてローマにも名将スキピオが現れて・・・

 

とっても面白かった!!!
ハンニバルは恐ろしすぎる。
スペインからフランスを通って初冬のアルプスを越えてイタリアに侵入し、
イタリア半島を十年以上駆け回り、居座り、
ローマは大敗を繰り返して追い詰められる。
え?ローマ滅んじゃうの?そんなはずないよね?と何度思ったことか。
ハンニバルには“絵になる”シーンが多い。
今風に言ったら“映える”か。
例えばアルプスで疲労困憊した部下たちに演説したシーン。
どれだけ映えるかというと、二千年後にナポレオンが同じ状況で同じ演説をしたほどである。
(ここ、ハンニバルが指した方にある光景を想像するだけで本当にうっとりする)
それからローマの城壁のすぐ近くまで来たシーン。
後世の画家たちよ絵に描け、と言わんばかりである。
イタリアから撤退する時のシーンも入れたい。

 

ていうかアルキメデス!?
なにかの比喩かと思ったら、あのアルキメデスが登場!?
アルキメデスの作った奇妙な器械が、大活躍!
これは何ジャンルの話なんだ??

 

象はヤバい、象は。
しかもあんな巨大な生き物にアルプス越えをさせたハンニバルもヤバい。
象はきちんと扱えれば、ものすごい戦力になる。
あんなのが敵陣に何頭もいたら、それだけで戦意を失いそう。
だがすぐに怒ったりパニックになったりして、自軍に突入することもしばしばなので、
大変そうです。

 

 

結局、ローマを滅ぼそうとしたハンニバルは、結果的にローマを強大にしてしまった。
ハンニバルの運命も、ローマのために尽くしたスキピオの運命も、
なんとも言えない気持ちにさせられる。

 

 

 

 

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