その日暮らし

精神的その日暮らし

晴れた日は巨大仏を見に

晴れた日は巨大仏を見に

晴れた日は巨大仏を見に

初めて“巨大仏”というものの存在を知ったのは、映画「下妻物語」だったと思う。
周囲の風景と明らかにそぐわない唐突なデカイ物体に、なんじゃこれ!?と思った。
その不気味な光景も衝撃だったし、
20年以上生きてきて、日本にこんなものがあると知らなかったことも衝撃だった。
これほど目立ってるものなのに。
(しかしその謎は、この本で少し解けた。観光地として無視されがちだからなんですね)
初めて“巨大仏”を目にしたのは、熊本から博多へレンタカーで移動していた時。
この本にも出ている「久留米大観音」が町の中に突如現れ、車中で絶叫した。
一体、誰が何のためにあんな巨大なものを・・・。
安全面とか大丈夫なのか?



先日、巨大仏の写真集を手にして楽しみ、その写真集に、
この本こそが巨大仏についてのバイブルだ、みたいなことが書いてあったので、読んでみた。
北海道から九州まで、巨大仏を巡る旅・・・。
どうしようもない会話や、笑えるツッコミがあるかと思えば、
コムズカシイ風景論も展開されたりして、読み応えあるエッセイでした。
ところで、なぜ私は巨大仏の存在を知らなかったのか?
ひとつには、身近に無いせいだろう。
日本には40メートル以上の巨大仏は16体あるそうなのだが、
多くが東日本、もしくは九州にある。
中国四国地方、近畿あたりは、淡路島や小豆島にあるけども、それだけ。
近くに無いから、情報も入りにくく、知らなかったのだろうと思われる。
それにしてもこの、不調和でぎょっとする、でも気になって仕方ない、巨大仏のいる光景・・・。
旅先でなら大いに満喫したいものですが、日常的に目にするのは、遠慮したいです。






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