その日暮らし

精神的その日暮らし

親指のうずき

アガサ・クリスティー晩年の、トミー&タペンスおしどり夫婦もの。
2人はある日、養老院にいる叔母を訪ねていった。
間もなく叔母は亡くなり、タペンスが養老院で出会った老婦人が謎の失踪をする。
老婦人の身に危険が迫っていると感じたタペンスは、
一人で捜査に乗り出すのだが・・・



初めて登場した時(『秘密機関』)は、まだ独身だった2人も、
40年以上後に書かれた本作では、初老の域に入っています。
それなのに危ないところにも首をつっこんでいくタペンス。
あっと驚くどんでん返し。これには意表を突かれた。
前半のゆるやかな流れも、その合間に潜むぞっとする描写も、
読み応えのある一冊。






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広島ブログ