- 作者: 松本清張
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男は、殺される直前に、犯人と思われる連れの男と共にバーにいた。
手がかりは、「カメダ」という言葉と東北弁・・・。
被害者の身元も分からぬまま、刑事は執念の捜査を続ける。
そして暴かれた真相とは!?
再び、有名どころを読んでみました。
前に読んだものと同じく、犯人が早い段階で分かっちゃったんだけど、
社会派ミステリというのは、そういうものなんだろうか?
方言のくだりが面白かったです。しかもあんなところへ行くとは。
思わず地図を引っ張りだして探したら、砂の器記念碑なるものが、そこにはあるようです。
そりゃまあ、こうやって取り上げられれば一気に有名になるもんな。
捜査上の、手がかりの発見の仕方は、多少ご都合主義的なところがないでもないと思うのですが、いかが。
昭和30年代の風俗に、何より興味をそそられました。