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精神的その日暮らし

さざなみ軍記・ジョン万次郎漂流記

さざなみ軍記・ジョン万次郎漂流記 (新潮文庫)

さざなみ軍記・ジョン万次郎漂流記 (新潮文庫)

短編が3篇入ってます。
戦前から戦後すぐに発表された作品。
そんなに昔の作品だったなんて、読んでから知った。



「さざなみ軍記」は平家が都を追われ西へ落ちのびていく中で、
少しずつ成長していく一人の平家の少年の姿を描いたもの。
それなりに面白かったけど、何を書きたかったのかがいまいち分からず。
私の読解力の無さかもしれないけど・・・。
筆者が長すぎるので切ってしまったというあたりまで書いてあれば良かったと思う。
瀬戸内海沿いの聞き慣れた地名がいっぱい出てくるのが嬉しい。



「ジョン万次郎漂流記」
江戸時代末期、少年・万次郎は猟の途中で漂流し、
仲間と共に無人島でぎりぎりの生活を送っていたところをアメリカ船に助けられる。
やがてアメリカ本土へ渡った万次郎は・・・?
鎖国時代、貧しい暮らしをしていた万次郎の立場を考えると、
そのとんでもない運命の転変に呆然としてしまう。
めまぐるしい動きに翻弄される、万次郎や他の仲間たちの思いを想像しようとしてみるけれど、
とてもできない。



「二つの話」
意味がよく分からなかったです、ごめんなさい。
せめて最後がうまくまとめてあれば・・・。






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