- 作者: ミハル・アイヴァス,阿部賢一
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2013/02/22
- メディア: 単行本
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主人公は“もうひとつの街”へ足を踏み入れ始める。
それはこのプラハの街のすぐ隣、というよりも一体となって存在しているにも関わらず、
こちら側に住む人々がほとんど知らない、想像を絶する街だった・・・。
タイトルと表紙に惹かれて読んでみた。
シュルレアリスム的で途方もない“もうひとつの街”の世界観には感嘆させられたけども、
“もうひとつの街”の住人が発する台詞の、言葉遊びのような部分にどうにもついていかれず、
あと“もうひとつの街”に執拗に立ちこめる悪意が受け入れがたく、
残念ながら話に入りこめなかった。
こういうのが好きな人はハマれるんじゃないかと思う。
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