国民気質で観るサッカーW杯(ワールドカップ)―6大陸32カ国
- 作者: 片野優,須貝典子
- 出版社/メーカー: ベースボールマガジン社
- 発売日: 2014/05
- メディア: 単行本
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32ヶ国について、国民気質・サッカーの歴史・選手やチームについてのこぼれ話などなど、
面白く手厳しく解説してくれます。
・・・キツいこと言えば、ブラジル大会が終わったらどんどん古びていく内容の本です。
ああ、W杯前に読めたら良かったのに。
そうしたらW杯が3倍楽しめたのは間違いない。
終わってしまった今読むと、切なすぎます。
本の中で褒め称えられてるあの国が、あの選手が、結局あんなことになってしまって・・・みたいな。
例えばブラジルは「マラカナンの悲劇」から立ち直れるか?と書かれてるけど、立ち直るどころか・・・。
各国の紹介ページにある、英新聞が考えた(その国の代表チームを)「動物にたとえたら」というのが面白い。
ちなみに日本は、
「キリン・・・猛獣を追い返す力をもつが、1度倒れると起き上がれない」
・・・・・・・・。
サッカーは様々な国において、単なるスポーツ以上のものであってきました。
民族間の代理戦争であったり、国を動かしたり。
(コートジボワールのエピソードは感動もの)
こんな背景を持つ国々が相手では、なるほど日本は苦戦するわけだ・・・。
ジンクスとか、黒魔術対決とか、ペレの呪いとか、話題満載の一冊でした。
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