今朝、新聞を取ろうと外へ出たら、
田んぼに積もった雪の上に、赤いものが飛び散っていました。
えっ！何あれ！？
血が飛び散ってるように見えるんだけど。
野生動物の血？まさか人間じゃないよね？
でも近くに倒れてる生物はいない。
道の真ん中ならともかく、道から離れて雪に覆われた田んぼに、血痕だけが残るなんて有り得るのだろうか。
あんなに飛び散るとしたら、軽い怪我ではないと思うんだけど。
鹿が襲われたのか？
人間だったらどうしよう。
怖いな。
何事だろう。
びくびくしながら血痕を見つめるうち…
分かりました。
……それは相方が昨晩投げ捨てた、リンゴの皮でした。
（皮をつなげてむいたのは私です）
雪が溶けなかったので、昨日の朝とまったく変わらない状況。
昨日はついに、郵便配達は来ませんでした。
新聞配達は昨日と同じく、東側の表の道に車を停めて、歩いてきたようです。
「逃走経路は東に間違いない。西は見ての通り一昨日積もった雪に覆われている。血痕がついたのは昨晩。昨晩雪は降っていないから西に逃げたなら足跡が残るはずだ。しかし道に足跡はなく、片側は深い用水路だ。東の道を重点的に調べろ」
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