- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2011/04/06
- メディア: 文庫
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図書館で見かけてまた読みたくなり再読。
能登半島の寂しい実験所に行かされた男子大学院生が、
京都に残る友人知人家族に手紙を書きまくるという話。
全編、手紙で構成されてます。
いやー、やっぱり笑えるわ。
特に大塚さんとの攻防ときたら。お互いひどすぎる。そして爆笑。
全編手紙ならではの展開の妙もいいですね。
7年前この小説で、私は「羽咋(はくい)」という地名を覚えました。
これ読むと能登半島に行きたくなる。
能登鹿島駅に行ってみたくなる。
無人駅だけど桜がすばらしいらしい。
小説の中で誇張してるのかと思ったら、本当に有名らしい。
あと、これ読むと自分も手紙を書きたくなる。
実は筆まめで、現在進行形で文通をしているわたくしです。(もちろん手書き)
かもめーるが発売されると、特に用もないのに暑中見舞いを書いて送りつけるわたくしです。
(返事は来たり来なかったり)
「我々はもっとどうでもいい、なんでもない手紙をたくさん書くべきである。さすれば世界に平和が訪れるであろう」(本文より)
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