夏の庭

夏の庭―The Friends (新潮文庫)

小学6年生のぼくたち男子3人は、人が死ぬところを見たいと思い、
死にそうだという噂の一人暮らしのおじいさんを見張ることにした。
しかしおじいさんは元気で、全く死にそうにない。
フキンシンな観察はいつのまにか、
ぼくたちとおじいさんの交流へつながっていく。



さらりと読めるけど、色々考えさせられる話でした。
大人が読むと、おじいさんの視点になって、
悲しくもどこかホッとした気持ちになるかな。
20年以上前の作品なので（少年たちは私よりちょっと年下くらいか？）、
町の描写や子どもたちの様子がノスタルジックで良いです。
じゃっかん予定調和なにおいもするけど、
それを気にしなければ胸にじんとくる作品。






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