【読書】ゴリラは語る

15歳の寺子屋 ゴリラは語る

「15歳の寺子屋」というシリーズのひとつで、

ゴリラの研究者が青少年向けに、ゴリラから学んだことをまとめたものです。
知らなかったゴリラの生態はもちろん面白いのだけど、
研究者のフィールド・ワークという研究方法がなかなかびっくりであった。
例えばニホンザルを追って屋久島の原生林を、
例えばゴリラを追ってアフリカの大自然の中を、
ひたすら彼らの群れを追っていくんだそうで・・・。
もちろん人間が普通に通れる道なんてないから、
岩場を登り、川を歩き、そりゃ命がけだわ・・・。

体力が必要なんてレベルじゃないよね、これ・・・。

 

 

著者が研究に入ったのはザイール（コンゴ）だったということで、
あのあたりは・・・と思ったらやはり、
その後紛争が起きて、ホームステイさせてくれたゴリラたちも殺されてしまったのだそう。
ゴリラは争いを好まない平和な動物なのに、なぜ人間は殺しあうのだろうか？

 

 

 

 

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