その日暮らし

精神的その日暮らし

チムニーズ館の秘密

[rakuten:book:11234444:detail]
クリスティーの、冒険ミステリもの。
初期の作品です。
政治家、外交官夫人、大泥棒、財界の大物、外国の王子、
などが入り乱れて面白い。
以前紹介した下の本は、この本の続編のようなものです。

どうりで、登場人物の名前に見覚えがあると思った。



解説を読んでて気づいたのですが、
21世紀に、私がこの作品を読む時、
それはあくまで現実離れした冒険活劇でしかないけど、
この作品が書かれた1925年は、欧州もまだまだ混乱の最中。
ここに書かれたような話は、同時代の人々にとっては、
現実の国際政治を彷彿とさせるものだったんですね。
そういう見方もあるんだなあ・・・。
ヘルツォスロヴァキア国という命名が面白いです。
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