その日暮らし

精神的その日暮らし

玻璃の家

玻璃の家

玻璃の家

広島県福山市がバックアップしている、
島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞(略して福ミス)
第一回受賞作です。



舞台はアメリカ。
廃屋となった屋敷に忍びこんだ少年は、誰かが死体を焼くところを目撃してしまう。
少年は犯人の顔を見たのだが、実は彼は「相貌失認」という障害を持っていた。
それは人間の顔を識別できないというものであり、そのため犯人の顔は分からないも同然だ。
心理学を研究する日本人の青年は、彼と共に事件の解決を試みようとする・・・



犯人は誰か、ということよりも、それを割り出す過程を読ませるミステリ、と言った方が良いかと。
心理学からのアプローチが読ませます。
読ませすぎて少々疲れ・・・だってむつかしいんだもの・・・。
巻末にある参考文献の量には驚かされます。
心理学については素人ということなので、それでこれだけ書いたのはスゴイ。



ところで3月29日の日記に、作者先生ご自身の口から、読む前に犯人を聞いてしまってショック、と書きましたが、
私の聞き間違いだったのか?あの時お聞きしたと思ったのとは、違う人が犯人だった・・・。
何をどう聞き間違えたのだろう・・・。



同賞の第二回締め切りはもうすぐ!
投稿される方、がんばってください〜






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