その日暮らし

精神的その日暮らし

愛その他の悪霊について

愛その他の悪霊について (新潮・現代世界の文学)

愛その他の悪霊について (新潮・現代世界の文学)

ガルシア=マルケスの1994年の作品。
奴隷制度がまだ残っていた時代、
一人の少女が狂犬病にかかった犬にかまれた。
いつ発症するかと恐れる家族は、少女を神の手に引き渡す。
少女が知ることのできなかった愛、少女が知ってしまった愛、
悪霊とは何を、誰を指すのだろうか?



上の説明では何とも説明しきれない、分かりにくい話でした。
あらすじは至って単純と思うけど、それを取り巻く宗教的な思考が濃縮されすぎててよく分からん!
方々に振りまかれた“アフリカ的”なものの描き方が良かったです(舞台はおそらく南米だけど)。
なぜ少女があんな道をたどらなければならなかったのか・・・
その不条理さに、気が滅入る話だった・・・。






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