その日暮らし

精神的その日暮らし

ガリア戦記

あのユリウス・カエサルが、
ガッリア(現在のフランス・ベルギー)を平定した時のことを、自身でまとめた記録。
時は前1世紀。戦争の様子、当時のヨーロッパの様子、ガッリアに住む人々の風習、当時の地理などが、同時代の人間の目から語られている。
そりゃ「古典中の古典」ですよなあ。
でもこれ、勝利者の目線から書いてるから、ガッリアのことを野蛮だの何だの見下してるけど、
ガッリアから見れば、カエサルってただの貪欲な侵略者じゃないのかな・・・。
カエサルの部下の名前が多数出てきて、それに訳者が注釈をつけてくれてるのですが、
「(部下の名前)はのちにカエサルの暗殺にたずさわった者の一人」
というのが複数あり、そうか、カエサルはこれを著した時には、
まさかこの人たちに殺されることになるなんて、知らなかったんだよなあ・・・と
人生の一寸先の闇のことを思ったのでした。






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