[rakuten:book:13069532:detail]
「彼が設計する建物は、そこに住む人の心を狂わせる」・・・
依頼主の望み通りであるだけでなく、
依頼主が自身気付かず希求しているものまでも取りこんだ建物を設計する天才建築家。
明治から大正の世を背景に描かれる、彼を巡る物語・・・
第20回日本ファンタジーノベル大賞受賞作。
最近、文庫化したらしく、本屋に平積みされてるのをここんとこよく見かけます。
同賞の受賞作って当たり外れがある気がするけど、これはまあ面白かったと思います。
建築ってやっぱ目で見るものだから、小説（文字）で扱うのは難しいんじゃなかろか。
そこを分かりやすく描いてて、抵抗なく作品世界に入れたのが良かったです。
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