パスタでたどるイタリア史

パスタでたどるイタリア史 (岩波ジュニア新書)

「イタリア人のあり方と不可分」であるパスタの歴史とイタリア史の、長い密接な関係を描いた本です。
パスタがどのような経過をたどって現在の姿になったか、
大航海時代にもたらされた作物が、どれほどパスタに影響を与えたか、
貧富の格差、イタリアにおける南北の格差、
社会・政治状況に振り回されてきたパスタの位置付け、等々・・・。
身近な食べ物であるパスタにこのような歴史があったとはねえ。
へえ〜とうなりながら読みました。
この本の欠点は、パスタが無性に食べたくなることだな・・・！
（んで実際に食べに行ってしまった・・・）




パスタ全般を指す“マッケローニ”という言葉が頻出するんですが、
見る度にどうしてもサッカーの監督の名前に見えて・・・。
パスタを連想すべきところを、どうしても同監督の顔がちらつくのでした。
あ、ザックさんイタリアの人なんだ。なるほど。そりゃ似るわな。




ところで借りた後に気づいたんだけど、これ高校生の課題図書なんですね・・・。
うう、学生の皆さん、おば・・・お姉さんが長いこと借りててごめんよ・・・。






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