その日暮らし

精神的その日暮らし

グレート・ギャツビー

グレート・ギャツビー (新潮文庫)

グレート・ギャツビー (新潮文庫)

1920年アメリカ。
“ぼく”はたまたま隣に住んでいた謎の多い大金持ちの男、ギャツビーと知り合う。
カネと暇を持て余した人々との交流を続けるうち、
“ぼく”はギャツビーが抱き続けてきた強い望みを知ることになる。
やがて訪れる悲劇へと向かう、愚かしく哀しい人々の生き様と、
その影に広がるアメリカという国の、いびつな姿を描いた小説。




ずっと昔に読んだことがあります。
村上春樹がこの小説が好きだと、何度も目にしたので。
なんとなく実家から借りてきて、久しぶりに読みました。
偶然だけど、この冬に映画化されるそうな。もう何度かされてるらしいけど、改めて。





ストーリーはね、あまり起伏がないんです。
それなりにはあるけど、長編のわりには少ないというか。
語りが淡々としてるから、起伏が起伏に感じられないのかもしれない。
でも面白い。どんどん読んでしまう。(このあたりは村上春樹にも通じるかも)
情景描写がまたいいのです。特にエクルバーグ博士のくだり。
読後、作者の波乱万丈な生涯を知って、作品をまた別の角度で捉えることもできるのかなと思ったり。
(ちなみに私が読んだのは古い文庫本なので、タイトルは『華麗なるギャツビー』でした。訳者は同じ野崎さんという人)






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