ロスト･シング

ロスト・シング

「アライバル」の作者が、同作より以前に発表した絵本。
海辺で奇妙な迷子を拾った少年の物語です。
「アライバル」に一部あったような恐ろしげな描写はないので、そういう点では読みやすいです。
でもどこかうすら寒く、殺伐とした都市や人々。
シンプルなストーリーの中に風刺もたっぷり効いてます。





全然知らなかったけど、作者ショーン･タンは今、日本でも人気なんだそうで。
本当、絵が素晴らしい。世界観がすごい。
「ロスト･シング」では各ページの背景に使われている図柄にも注目です。
そんなものを使うなんていう発想がねえ・・・。



参考。

アライバル

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