深夜特急１

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

26歳の時、筆者は旅に出た。
インドのデリーからイギリスのロンドンまで乗り合いバスで行く旅。
計画もなくルートも決まっていない、先行きのまったく見えない旅。
「考えれば考えるほど不安になってくる」（本文より）
とはいえ“賽は投げられた”のだ・・・





1巻はデリーが少し、そして香港・マカオが舞台です。
香港は行ったことあるので、ああコレはアレだと楽しく読んだ。
でももちろん、地元の人々の熱気あふれる夜店街などは行ってない。
こんな世界があのそれほど広くはないエリアのどこかで繰り広げられていたのか・・・と思うと、
損した気分だが、だからといってやはり旅慣れない女性は行くべきではないだろう。
マカオのカジノの話は、最初興味持てないかなと思ってたけど、
これがめっぽう面白かったです。
なんかロシア小説でこんな雰囲気の読んだなあ。
ていうかこの人、こんな調子で本当にロンドンまで行けるの？




結構長く、まとめて読むのは大変そうなので、ゆっくり一冊ずつ読んでいく予定。






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