その日暮らし

精神的その日暮らし

神去なあなあ日常

神去なあなあ日常

神去なあなあ日常

高校を卒業した“俺”は、無理やりものすごい山奥の村に送りこまれ、林業に従事することになった。
日本にこんな場所がまだあったなんて。
危険と隣り合わせの仕事。経験したことのないほど圧倒的で美しい自然。
逃げだすことばかり考えていた俺は、いつしか身も心も神去村の住人になっていく・・・




面白かったわ〜。
林業の描写が素晴らしいです。
これだけ描きこむほど取材するって、結構な努力が要ったろうと思う。
この小説では、林業や田舎の生活について、マイナスの部分はあまり書いてない。
林業が斜陽産業と言われる以上、こんな楽しく明るいだけの職業ではないはずだけど、でも読んでて清々しくなるので、こういう書き方もいいんでないかね。
パンダ家も山持ちで(わずかですが)、昔はそれがステータスで良かったのかもしれないけど、
今は税金がかかるだけで何のトクもない。手入れする能力もない。
経済的に上手くやっていくなんて、夢のような話。
でも活用できれば、パンダ家だけでなく地域環境・経済にいい影響を与えるだろうし、
いいモデルケースができれば、日本全体の環境・経済にもプラスになるんだろうな。




ところで、書店に売られてるこの本の帯には、読書欲をそそるようなハヤオ監督の推薦文がついてて、
なんでハヤオ監督なんだろと思ってたら、読んでて一部理由が分かりました。






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