その日暮らし

精神的その日暮らし

レッドツリー

レッドツリー―希望まで360秒

レッドツリー―希望まで360秒

ショーン・タンの絵本。
先日紹介した「ロスト・シング」のあと描かれたもののようです。
孤独で八方塞がりで絶望的な毎日を送るひとりの人が、希望を見つけるまでの話。
ですが「ロスト・シング」「アライバル」のような、はっきりしたストーリーはありません。
心の中の言いようのない不安や絶望感を、
わずかな言葉と象徴的な絵でうまく表してくれているのが、
不安や絶望感を抱く人にとって、わずかでも慰めになるのではないかと、ちょっと思った。
私が特にこう思ったのは「sometimes you wait」で始まるページ。
(私の読んだものは原文・日本語訳併記でした)
ああホントこんな感じだなあ、と思った。
どうしようもなくみじめで苦しい状況のはずなんだけど、
こういう風に描かれると客観的に見ることができて、
ああ私だけじゃないんだ、分かってくれる人はいるんだ、と、思うことができるんじゃないかなあ。
特に小学生〜高校生の子が読んだらいいと思う。






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