ウンコに学べ！

ウンコに学べ! (ちくま新書)

私は潔癖症です。
だからこそ、このタイトルに思わず手を伸ばしたのでしょう。
ウンコ処理の現状・歴史、日本と外国の違い、
水田の素晴らしい浄水作用、そしてウンコから見えてくる環境倫理まで、
幅広い視点で論じた本です。
前半はとても面白かったのですが、
後半、哲学的な内容が増えてくると理解がついていかなくなり、
内容も少し脱線してきた気がしたので、残念でした。
これから田んぼの時季が始まるので、水田を褒め称えられてちょっと嬉しい。
私たちがうすうす知ってはいたけれど、見ないフリをしてきたことについて、
問題を突きつけられる興味深い本ではあったけど、
やはりタイトルには憚りがあり（ブックカバーをつけなかったので）、
オシャレなカフェのカウンター席（店員からよく見える席）で読んだ時は、
そっとタイトルを隠してました。。。。。






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