- 作者: フィリパ・ピアス,スーザン・アインツィヒ,Philippa Pearce,高杉一郎
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2000/06/16
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 54回
- この商品を含むブログ (101件) を見る
児童文学かあと侮ってはいけない。
とても面白かったです。
トムは、弟のはしかがうつるのを避けるため、親戚の家に預けられる。
まったく楽しくないその家には古い大時計があった。
夜中、大時計が、うつはずのない十三時をうった時、トムはベッドを抜け出し、
不思議な庭を見つける・・・
ファンタジーにあふれた話と思いきや、
もちろん、あふれてはいるんだけど、
意外と合理的・客観的なスタンスが取られているところが、大人には読みやすい。
大人にも難しい哲学的な・・・いやアレ哲学っていうのかな?・・・考察もあり、
えっ“児童”文学なの?と思ってみたり。
展開もハラハラドキドキして先が気になりどんどん読んじゃう。
当初の予想よりずっと読み応えがあって良かったです。
↓↓↓「広島ブログ」参加してます。一日一クリックお願いしま〜す(*´∀`)