その日暮らし

精神的その日暮らし

トムは真夜中の庭で

トムは真夜中の庭で (岩波少年文庫 (041))

トムは真夜中の庭で (岩波少年文庫 (041))

1958年に発表されたイギリスの児童文学の代表作だそうですが、知りませんでした。
児童文学かあと侮ってはいけない。
とても面白かったです。




トムは、弟のはしかがうつるのを避けるため、親戚の家に預けられる。
まったく楽しくないその家には古い大時計があった。
夜中、大時計が、うつはずのない十三時をうった時、トムはベッドを抜け出し、
不思議な庭を見つける・・・




ファンタジーにあふれた話と思いきや、
もちろん、あふれてはいるんだけど、
意外と合理的・客観的なスタンスが取られているところが、大人には読みやすい。
大人にも難しい哲学的な・・・いやアレ哲学っていうのかな?・・・考察もあり、
えっ“児童”文学なの?と思ってみたり。
展開もハラハラドキドキして先が気になりどんどん読んじゃう。
当初の予想よりずっと読み応えがあって良かったです。






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