- 作者: 林望
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1995/09/01
- メディア: 文庫
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タイトルは「イギリスはおいしい」ですが、
しょっぱなからいかにイギリスの食事が“まずまずしい”かを、
文章だけでしっかり実感できるよう丁寧に書いてあります。
言葉だけで味を伝えるって難しいから、
これだけまずまずしさが伝わるって、すごいと思う(笑)
食にうるさい日本人は、苦笑いしかありませんが、
もちろん著者はイギリスの良いところも書いていますよ。
30年近く前の本なので、じゃっかん古く感じる記述もありますが、面白いです。
驚いたのが、英語には「主食」という概念がないということ。
パンが主食じゃないの?いや違う。
パンが主食と思うのは、日本人の食習慣に合わせた考え方なのである・・・。
へーっ、そうなんだ。そうなのか・・・。
イギリスの食事がおいしくないとは、よく聞く話なので、
妹がイギリス貧乏旅行をして帰国した際、私はまず食事のことを聞いてしまった。
安く済ませるためコンビニ的な所で買って食べたので、
特にまずいとは思わなかったと聞いて、少し残念でもあった。
一度はイギリスに行って「フィッシュ・アンド・チップス」を食べてみたいものです。
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