その日暮らし

精神的その日暮らし

ボルジア家風雲録

15世紀末、イタリアで勢力を振るったボルジア家の人々。
教皇という立場にいるにも関わらず、罪と欲にまみれたアレッサンドロ6世、
その息子チェーザレなどの栄枯盛衰を、
ヨーロッパの政治情勢を絡めて描いた小説。




作者はあの「三銃士」のアレクサンドル・デュマです。
客観的叙述が主な上、たくさんのカタカナ名が覚えきれず、ちょっと読みにくかったけど、
やりたい放題やった父子の末路が因果応報という感じで、全体的にはうまくまとまった作品でした。
チェーザレ・ボルジアといえば毒薬というイメージですが、
本当にここまでやる権力者がいたら怖すぎるわ・・・。
口にしても味は分からないけど、確実に効く、そんな毒薬。本当にあったんだろうか?




解説で紹介されてた、塩野七生さんがチェーザレ・ボルジアを描いた作品、
これも私、読んだことある気がするなあ。
あまりにひどいことばかり行っているにも関わらず、
なぜか気になってしまう、吸引力を持つ人物だということなのだろうか・・・。






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