- 作者: 高樹のぶ子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1998/05
- メディア: 文庫
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現実と幻想の狭間を、心に様々な澱を抱えた主人公がたゆたいます。
描写の丁寧さ、細かさが素晴らしかった。
読んでいていろんな水の匂いが漂ってきます。
でも私には合わなかった。
官能的な描写が多いあたりが、ちょっと。
ダイレクトな言及はほとんどなくて、にも関わらずすこぶる艶めかしさを出している点は、
力量がなければできないことと思うので感心するけども、
個人的な好みには合わなかった。
好きな人は好きだろう。
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