その日暮らし

精神的その日暮らし

武勇でんでんででんでん

実家ではこんな懐かしいもので子守をしてます。

でんでん太鼓。掃除してたら、棚の奥から出てきたそう。
童謡なんかで、子守する少女が持ってるイメージ。
まわすとポコポコ、相撲中継が終わる時の太鼓と同じ音がします。
赤子から離れたところで、ゆっくりポコポコ音を立てると、
何度か赤子が泣きやんでくれました。
素朴な感じで、いいね。



祖母が来たので、祖母にでんでん太鼓を渡しました。
私 「これをまわしてごらん。赤ちゃんが喜ぶから」
祖母「あらまあ」
嬉しそうにポコポコ太鼓をまわす祖母。
微笑ましい光景ではないですか。
でんでん太鼓でひ孫をあやすひいおばあさん。
「○○ちゃん、○○ちゃん」
祖母は、でんでん太鼓をまわしながら、楽しげに名前を呼び続けます。
和やかな空気に安心し、私は二人に背を向けて、他の作業をし始めました。
「○○ちゃん、○○ちゃん」
背後から祖母の声が聞こえています。
「○○ちゃん、○○ちゃん」



少し経ってから、私は祖母に声をかけました。
「ばあちゃん、どう?でんでん太鼓・・・」
振り向いた私が見た光景は、
「○○ちゃん、○○ちゃん」
と呼び続けながら、
でんでん太鼓で生後一ヶ月の赤子のむきだしの頭をポカポカ叩いている祖母の姿・・・・・
「ちょっとぉぉぉ!!ばあちゃん何してんのっ!!!」
「えっ・・・?赤ちゃんをあやしてるのよ・・・」
「どこがあやしてるんよ!まだ頭が柔らかいんだから、そんな固いもので何度も叩いちゃだめでしょ!!」
「えっ・・・?だめなの・・・?」
まったく、油断も隙もありませんでした。
いつから叩いてたんだろ・・・叩きすぎてなければいいのだけど。
赤子と認知症の組み合わせ・・・。
危なっかしいということが、よく分かりました。






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