その日暮らし

精神的その日暮らし

誰もいないホテルで

誰もいないホテルで (新潮クレスト・ブックス)

誰もいないホテルで (新潮クレスト・ブックス)

作者はスイス人。
しん、とした空気の漂う短編集です。
他の人間との関係とか、自分自身の不確かさとか、
大きなことではないけども、ままならない、人生の難しさが書かれています。
暗めの話が多いので、私はあまり好きになれなかったが、
こういうのが好きな人は多いはず。
表題作「誰もいないホテルで」が不思議なストーリーで面白かった。
山の上のひとけのないホテルという設定も気に入った。
また、暗めの話が多い中で、若者たちを描いた
「眠り聖人の祝日」は、希望の光が垣間見えて読みやすかったです。






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