- 作者: 三田誠広
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1977/07
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大学に入学した僕は、なりゆきで学園紛争の渦中に入りこんでしまう。
さしたる強い主義主張があるわけでもないのに、B派の活動にいそしむ僕って何なんだろう。
彼女との関係、過激になる抗争の中で入り乱れる人々との関係、
僕って何?
学園紛争ものが続いたのは、たまたまです。
おかげで理解しやすい部分もあったけど、それでも分からない用語があるという・・・。
うまくまとまっていて、読みやすい小説でした。
1977年かあ。確かに古さを感じる部分もあるけど、
主人公の感覚とかは全然違和感なくスルッと入ってくる。
学園紛争の記憶が新しい当時に読まれるのと、40年後の今読まれるのとでは、
受け取り方はだいぶ違うんだろうな。
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