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【読書】煉丹術の世界

 

煉丹術の世界ー不老不死への道 (あじあブックス080)

煉丹術の世界ー不老不死への道 (あじあブックス080)

 

 

国史で不老不死を願った人といえば、まず始皇帝が出てきますよね。
不老不死の薬をもらってきます!と豪語して、
始皇帝に大きな船を作ってもらい、東の海へ漕ぎ出した人もいました。
おそらくだましたんでしょうねえ。
その後日本に来たという伝説もあるとか。


その頃は、あくまで不老不死の薬は、
仙人とかスゴイ人からもらうものでした。
しかし漢の時代あたりから、自分たちで作ってみるという傾向が出てきます。
それが煉丹術。
丹薬を作って服用する「外丹」は、唐代に全盛期を迎えますが、
鉛や水銀を使うので、実際のところ体には害であったりし、
唐の皇帝たちが次々中毒死するなどして、
やがて衰退していきます。

 

その頃から「内丹」が広まり始めます。
内丹は、自分の体の中での修練で、
瞑想法・呼吸法なども含まれます。
こちらも怪しげな理論満載だけど、
一部分は、現代の気功にもつながっているとか。

 

そういう流れを述べてあるところは面白かったのですが、
後半の様々な古文書を読み解くところは、難しくて・・・。
事前に難しいよって予告してあったけど、その通り難しくて・・・。
ざざっとしか理解できませんでした。

 

不老不死なんか得ても、気が狂うだけだと思うけど。
すべてを得た権力者は、失うことが怖くなるのか?

 

 

 

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