その日暮らし

精神的その日暮らし

入れ歯と共に去りぬ

ある日の風景。
カレーを食べ終わったばあちゃん、
入れ歯を外して、からっぽになった皿にスプーンと並べて置きました。
(これはこれで、ギエー( ゚Д゚)な光景でした)
しばらく他に気を取られてから・・・
「あらっ?入れ歯はどこかしら?」
皿は、目の前にあります。
しかし入れ歯がおかずに見えているのか?祖母は気が付かない。
「おかしいわ、おかしいわ、入れ歯がないわ」
机の上を探し始めました。
私、
「ばあちゃん、灯台下暗しって知ってる?」
祖母、
灯台下暗し・・・」
意味は通じたようです。
祖母は机にかかったこたつぶとんの間を探し始めました。
私「違う違う、もっと上の方」
言いながら私は、少し離れたところから入れ歯を指さします。
祖母「上の方・・・」
祖母、天井を見回します。いやいやさすがに天井にはないでしょ。
私「もっと下、下」
私はまだずっと、入れ歯を指さしてます。
祖母「下・・・」
祖母は再び、机の上の皿以外のところを探しまわります。
私「灯台下暗し!!」
私はまだずっと、入れ歯を指さしてます。
祖母「おかしいわねえ・・・」
私「ここじゃって!!さっきからずっと指さしとるじゃん!!」
祖母「えっ・・・?まあ、あったわ!」
なぜ気付かないのか・・・。
また例の“正解を無意識に避けてるっぽい説”の登場だろうか・・・。






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