バグダッドの秘密

バグダッドの秘密 （ハヤカワ文庫） [ アガサ・クリスティ ]

クリスティーの冒険もの。
会社をクビになったヴィクトリアは、
偶然出会って惚れてしまった青年を追って、バグダッドへ旅立つ。
ちょうどその頃、バグダッドを中心にして、
巨大な計画と陰謀が渦巻いていた・・・



クリスティー冒険ものを読むとしばしば思うことですが、
主人公・・・あまりに向こう見ずすぎる・・・。
お金もアテもなく、はるかバグダッドに行くなんて・・・。
黒幕の正体は、わりと分かりやすいですが、
その他にも、あっと驚く謎解きを用意してくれるところがクリスティー。
風景描写が丁寧で、中東をさまよっている気分になれる作品。






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