- 作者: 高橋克彦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/11/16
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 6回
- この商品を含むブログ (20件) を見る
- 作者: 高橋克彦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/11/16
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 5回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
- 作者: 高橋克彦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/11/16
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 7回
- この商品を含むブログ (13件) を見る
信長の活躍を遠くに聞きつつ、くだらない内紛に振り回される年月の後、
ついに秀吉という“天”と大喧嘩する時が来た。
「陸奥に暮らす者はすなわち蝦夷である」(本文より)
血筋は源氏だが、自分たちは蝦夷だ。
秀吉の、上から押し付けてくるだけの理不尽な仕打ちには我慢ならない。
それは「かつての内裏が蝦夷にしたことと変わらない」(本文より)
そして九戸党は立ち上がった・・・・!
面白かった!
特に秀吉との大喧嘩が始まった後は痛快だった。
信長・秀吉はもちろん有名だけど、その時代に陸奥ではこんなことが起こっていたんですね。
残念だったのは、前の二作に比べて人物があまり描かれていなかったこと。
例えば政実が、兵を無駄に殺すなと言う理由がどうも分からなかった。
兵を一人の人間と見ているからなのか、単に無駄が嫌いなだけなのか・・・。
後半になってようやく分かったけども。
そのへんが物足りなかったかな。
↓↓↓「広島Blog」参加してます。一日一クリックお願いします!!(^O^)