その日暮らし

精神的その日暮らし

羊をめぐる冒険

羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)

羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)

羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫)

羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫)

何度読んだか分からないけど久しぶりに再読。
あらすじの書きにくい小説だよなあ。
タイトル通り、羊をめぐって冒険しますよとしか。
文庫本の裏に書いてあるあらすじも、苦労したんだろう。訳分からんもん。
村上作品の中でこの小説が特に好きな理由は、情景描写がイイからです。
北海道へ渡り、十二滝町へ入ってからの描写は、ゾクゾクする。
気づいたら自分がその場所にいる。
景色が目の前に広がり、主人公と同じ音を聞き(もしくは聞かず)・・・主人公と同じ孤独感と喪失感が重くのしかかる。



これを読んで以来、CMを見ながら、
「ああこの耳は“耳のモデル”の人の耳なんだろうな。この人の耳は特別なんだな。ああこの足は・・・」
なんて考えるようになってしまった。
え、小説の中だけの話じゃないよね?本当にいるんですよね?耳のモデル。






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