- 作者: 司馬遼太郎
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2009/05/07
- メディア: 文庫
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雰囲気もちょっと違った気がしました。
行く先々の風物の描写があまりなく、そこから想起する人物や歴史の考察が主だったせいかもしれない。
この紀行が書かれた時期は、自分が台湾行った時と数年しか違わなくて、
あの時は何も考えずにプラプラ観光してたけど、こういうところだったのか・・・と。
知っていれば見方は変わっていただろうなあ・・・と思った。
難しめなので本筋はさておき、細かいところで気になった箇所をピックアップ。
「宗教が人類的であるように、土木もしばしばそういう性格を持ってきた」(本文より)
例としてローマ人が挙げられてます。
これは興味深い視点だなあ。
「日本人の異様な清潔好き」(本文より)
そういえば新インフルの時、日本人は諸外国に比べマスク着用率が高かったと聞いたような・・・?
ずっと昔から清潔好きらしい。なぜなんだろう。
「本州や四国、九州、沖縄の家屋は、夏むきにできていて、冬は個々が耐えるしかなかった」(本文より)
そ、そうなんだ・・・。
なんでよ・・・?昔は今ほど猛暑じゃなかったろうに。
本州だって寒いところは寒いのに・・・。
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