- 作者: 永井路子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1984/04
- メディア: 文庫
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表題作「一豊の妻」は山内一豊夫婦が主人公。
仲良く寄り添った夫婦が描かれるのかと思いきや、さにあらず、
すれ違い・探りあい続ける夫婦の心模様をちょっぴりコミカルに描いた話だった。
夫婦の間でも“戦い”があるって寂しいよなあと思いつつ、
でも相手の顔も知らずに結婚するんだから、これくらいの“戦い”はあるのが普通なのかも。
むしろ“戦い”つつも、結局、似たもの夫婦だよね・・・と複雑な気持ちで読んだ。
あと、家康の側室が主人公の「御秘蔵さま物語」が面白かったです。
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