その日暮らし

精神的その日暮らし

赤毛のアン

赤毛のアン 赤毛のアン・シリーズ 1 (新潮文庫)

赤毛のアン 赤毛のアン・シリーズ 1 (新潮文庫)

中学生の時読んで以来、20年以上ぶりに読みました。
なんか、子どもが読むより、大人が読んだ方が面白くね?
アンと同じ年頃で読むより、大人になってから読んだ方が、
アンのまわりの大人たちの性格や気持ちがよく分かるし、
毎日が楽しかった少女時代の郷愁に浸ることができるし、
物語全体をおおらかに眺められる。気がする。
マリラとマシュウがすごく身近に感じられましたよ。
マシュウおじさんは、かなり良いキャラしてます。
これも大人が読まないと分からないかも。
かわいそうな孤児に憐れみをかけたことで、大きな喜びと愛を得ることができたマリラの姿には、
「良いことをすると報われる」という教訓もこめられているのだろうか。




話が脱線しますが。
耳をすませば」の雫ちゃんは、現代日本版(ちと年月が経ってはいるが)のアンではないだろうか。
雫の友人の外見がアンに似ていることは、公開当時から知ってました。
そういうふうにしたと、製作サイドが書いていました。
しかし改めて「赤毛のアン」を読んで・・・
雫は中身がアンに似ていると気がつきました。
物語と空想が大好き。
恥ずかしげもなく、空想を口にする。時々まわりがあきれるほど。
読書好きなくせに内向的ではなく、明るく活発で友達も多く人気者。
初対面の男の子に、いきなり失礼なことを言われて怒る。
「ヤな奴」と嫌いぬくが、やがて・・・。
などなど。
ずっと気になってたのです。
あれだけ本が好きな子が、あんなに活発で友達が多いなんてことがあるのかと。
そんな子は現実にはいないはずだと。
で、アンにも同じ違和感を抱いたため、気がついたのです。雫とアンは似ていると。
あっ、そういえばアニメ版「赤毛のアン」を製作した人たちは・・・。
・・・ということは、気づく人は、耳すま公開当時から気づいていたのかな。
いまさらですみません。






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