盗汗（寝汗）に悩む・その２

寝汗は、漢方では「盗汗（とうかん）」と言います。
ネットで調べるといろいろ原因が出てくる。
冬の寝汗は、ふとんが厚すぎるとか部屋を暖かくしすぎているからじゃない？
と書いてあるけど、私の場合は違う。
暑すぎる時は、うっすら汗ばんだ状態で目が覚め、
すぐに暑いと気づいてふとんをはねのけるけど、
寝汗はそんなレベルではないからだ。
むしろ寒すぎる日で、寝る前に寒い寒いと震える日ほどかきやすい気がする。

 

 

病気として挙げられるのは結核、甲状腺の異常、更年期障害、血糖値の異常、など。
ガンでも寝汗の症状が出ることがあるらしい。
最も考えられる病気は自律神経失調症。
これは、要はストレスとか生活環境ということですな。

 

 

どんな検査をされるんだろう・・・とドキドキしながら内科へ。
いつもの若い先生です。
「たぶんですけど、結核とかガンとかではないですね」
「なぜですか？」
「だって何年も前から症状があるわけですから、そういう病気だったらこんなに元気にここに座ってないですよ！」
結構ズケズケ言う先生です。
丁寧に説明してくれるので私は好きだけど、田舎のお年寄りにはどうなんかね・・・。
とりあえず血液検査をすることになりました。
この日はなかなか血が採れず、看護師さんが私の二の腕をマッサージする始末でした。
ずっと採血の針を刺されたままだと、気分悪くなるんよね・・・。
結果は一週間後。
ああ・・・それまでは薬ももらえず、自分でなんとかせにゃならんのか・・・。

 

 

一週間後、結果が出ました。
医者、開口一番「ぜんっっっぜん問題ないですね！」
（本当にこんな言い方でした）
かなり多項目について調べてくれたのですが、
全然問題ないって！健康体だって！
いつもどこかしら痛かったり調子悪かったりするのにねえ・・・。

ガンだと数値が異常になる「腫瘍マーカー」も問題なし！
甲状腺も血糖値も問題なし！
更年期障害は、実は最もあり得るかなと思っていたのだけど、
（年齢的にはだいぶ早いけど、早く始まる人もいるらしいから）
そこも問題なさそう。
・・・ということで、おそらく自律神経の乱れというか、
ストレスというか生活環境というか。

 

 

生活環境は私、さほど悪くないんですよ。
規則正しい生活、３食きちんと取って、十分な休養。
ストレスは多いし、運動不足はあるけども。

 

 

で、処方されたのは漢方薬。
「甘麦大棗湯」
なんだこれは？
続きます。

 

 

 

 

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